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草案 コールオブデューティ4モダン・ウォーフェア 米海兵隊第1武装偵察隊「フォースリーコン」 ヴァスケズ中尉 カイリキー:筋肉担当。ゴツゴツメット必携 ペラヨ マニューラ:ノブナガの野望の特性たかびしゃから。ボールシールに「デッドリー」と入れておくこと グリッグ グレッグル:名前ネタ。飛び道具の技を喰らったら負けること ヴォルカー デリバード:輸送機ヘリの乗員→分類名「はこびやポケモン」。 超国家主義者 カレド・アル=アサド ブーバーン:ギガインパクト必須。ドンカラスには負けること コールオブデューティモダン・ウォーフェア3 タスクフォース141 ユーリ アブソル:劇中で何度も災難に遭っているので。ガチ育成推奨 デルタフォース デレク〝フロスト゛ウェストブロック メガヤンマ:カラーリングがゴーグルっぽいので。 サンドマン フライゴン:飛び道具の技必須。くろいメガネ必携 トラック マリルリ:特性ちからもち推奨 グリンチ スピアー:特性スナイパー推奨 コールオブデューティブラックオプス USMC アレックス・メイソン大尉 ゲッコウガ:海兵隊員且つCIAの工作員→タイプがみず・あく。どろぼう(敵のZPU-4を奪う)必須 CIA グリゴリー・ウェーバー ヒトツキ:単眼のイメージ。持ち物フォーカスレンズ必携 -- (ユリス) 2016-03-12 14 35 25
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なつ おん ぶるー ①イントロ:スタンダードMIX タイガー/ファイヤー/サイバー/ファイバー ダイバー/バイバー/ジャージャー ②1番サビ後:日本語→日本語倍速 虎/火/人造/繊維/海女/振動/化繊 虎火人造繊維海女振動フゥ⤴︎フゥ⤴︎ ③アウトロ最後:アイヌ語 チャペ/アペ/カラ/キナ/ララ/トゥスケ ウィスゥペ/ケスィ/スィスゥパ tips 初期代表曲のひとつ。 MIXのほかにも イントロのクラップ 「みんなでなんかしようって決めたんだ」のところでの円陣 ラストサビ「趣味は無趣味~」から輪になってみんなで回る(サークルモッシュ) アウトロのコール(音源も収録) など、定番の盛り上がりどころが多い曲。 コーラス部分もいっしょにやる人が多いです。 ■収録アルバム 「HELLO WORLD EP」 「Unforgettable Final Odyssey」 「音楽よ回れ!! MUSIC GO ROUND ~ゆるベスト!~」
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登録日:2018/3/31 (土) 3 00 00 更新日:2023/01/20 Fri 23 37 59NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 めんどくさい男 シルヴァリオ ヴェンデッタ シルヴァリオシリーズ ゼファー・コールレイン ダメ男 ニート マフラー ルネッサンス山田 主人公 人狼 人造惑星 冥王 前田剛 吟遊詩人 外道ムーブのプロ 振動操作 星辰奏者 暗殺者 本領は格上殺し 極晃奏者 極晃星 滅奏 無職 狂い哭け、罪深き銀の人狼よ 裁剣天秤 豆腐メンタル 軍事帝国アドラー 闇 闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌 魔星 黄道十二星座部隊 “勝利”とは、何だ? 『ゼファー・コールレイン』とはlightから発売されたPCゲーム『シルヴァリオ ヴェンデッタ』の主人公である。 CV ルネッサンス山田(PC版)/前田剛(CS版) ◆概要 職無し・金無し・やる気無しの典型的な駄目人間。義理の妹であるミリィに半ば養われながらヒモニート生活満喫中。酒は好きだが非常に弱い。 今でこそこんなんだが軍事帝国アドラーが誇る人造の超能力者星辰奏者(エスペラント)の一人にして、かつては帝国の軍部である黄道十二星座部隊(ゾディアック)、その中でも最精鋭の第七特務部隊裁剣天秤(ライブラ)の隊員であり、本当はやればできる子のはず。 少なくとも彼に親しい人間たち(*1)からは軒並み高い評価を受けているが、当人はそんな評価を受けていることを重圧に感じている模様。 定職にこそ就いていないがツテとその頃の経験を活かして臨時の仕事を請け負うこともあり、養われているように見える裏でミリィの為に数年間は食べるに困らないだけの金を貯めている。 貧民窟(スラム)生まれであり、姉(*2)であるマイナ・コールレインや同じ境遇の浮浪児たちと暮らしていたが、ある日突然マイナが行方を晦ませてしまい仲間たちは離散。ゼファーは貧困から逃れるため一人帝国軍の門戸を叩くことに決める。 星辰奏者(エスペラント)としての素養を見出された後は裁剣天秤(ライブラ)へ配属され、裁剣天秤(ライブラ)の先代隊長から素質を見出された為に彼の娘にして現隊長である『チトセ・朧・アマツ』と引き合わされ、彼女の相棒となる。 「人狼(リュカオン)」の二つ名で呼ばれ数々の”勝利”を手にする中、やがて先代隊長がある事情で死去した為にチトセが部隊長になった後には天秤の副隊長、階級としては少佐にまで昇進するものの、首都を襲った大虐殺(*3)を境に軍を脱走して今に至る。 軍内部からも白い目で見られる貧民窟(スラム)の出身者がそこまで出世できることなどそうそうあるものではなく、即ちそれは彼の優れた能力が評価された結果である。 では、そんなゼファーを軍から脱走させるほどに動かしたものは一体何だったのだろうか。 ◆来歴 + ある天才剣士「少佐は―――今の自分を後悔しているのですか?」 「ああ、全部な。俺は軍人には向いてない。笑えるだろう? こんな男が新世代の星辰奏者なんだから」(*4) 天秤におけるゼファーの任務、それは彼の持つ星の特性を活かした暗殺である。 彼はチトセの右腕として、日々命じられる任務をこなし続けてしまう。次々と、延々と、殺して殺して殺して―――勝利を積み上げていく。 暗殺という仕事は確かに彼に向いていたのだろう。周囲からの評価がそれを証明している(*5)。 向いていなかったのだろう。勝利の度に彼の心は擦り切れ、摩耗していったのだから。 そんなある時、ゼファーはある要人とその家族の暗殺をチトセから命令され、表向きは対象の護衛として潜入、そこでミリィ(ミリアルテ・ブランシェ)という少女とその両親に出会う。 ブランシェ一家はゼファーを本当の家族のように受け入れ、彼らとの日常は限界を迎えかけていたゼファーの心を癒していくが、その一方で俺は殺さなくてはならない、でももう少しだけ一緒にいたいと彼は結論を先延ばしにしてしまう。悩んだ末に彼は…暗殺者は、いつもそうであるように、暗殺対象であるミリィの両親を殺害してしまったのだった。 しかし、その直後大虐殺が発生。一帯は炎に包まれる。ミリィは現場から離れた場所で彼の行った所業も見ることなく倒れ伏していた。ゼファーは無感動のまま、最後の暗殺対象にとどめを刺すべくその刃を振るおうとしたが… 「お兄ちゃん……生きてて、良かった」 「行っちゃ、やだ……やだよぉ……」 朦朧とする意識の中でゼファーをその目に捉え、そう小さく呟いたミリィはそのまま気を失ってしまった。 斬首の刃は止まったまま動かない。目の前の愚かな少女は、両親を殺した暗殺者の生存に心から安堵し、もう失いたくないと願っていた。 そして、ゼファーは遂に確かな信念を手に入れる。絶対にミリィを守り抜くという決意の元、彼は天秤から離反、たった一人でかつての同僚たちを皆殺しにした果てにチトセと敵対し、彼女の右目を抉り勝利したのだった。 事態の鎮静後は脱走兵という立場になったものの、ルシード、イヴと知人になり、彼らの協力者となることでミリィの身を守ることに成功した。 そんなわけでやればできる子で、しかもやる時は容赦なく(とことん)やるタイプなゼファーだが、本人の自己評価は凄まじく低い。自虐的なまでに低い。 あらゆる意味で自分という人間を悲観しており、自分を小物、落伍者だと自虐している。中でも自分が得る”勝利”という概念に対しては著しくその傾向が強い。 軍の精鋭部隊に入って貧民窟(スラム)の様な生活から抜け出したかと思ったら汚れ仕事ばかりを回される。 どれだけ技術を磨いて努力しても相棒であるチトセの万事に秀でた能力には及ばないという事実を突き付けられる。 死ぬ気で任務を成功させたらより難易度の高い任務ばかりが回される。 何がしかに勝利したら更に強い次の敵、更に困難な次の試練という連続を強いられ、戦い、勝ちを納めたのに一向に状況が好転しない。 誰しも現状をより良くしようと勝利や栄光を求めるはずなのに、自分に限ってはそれが自分の首を絞めていく。 勝てば碌なことにならない。そう、いつもいつも。いつもいつもいつもいつも……。 いつまでがんばればいい?苦しい時間はいつ終わる? 今勝っている、じゃあ次も勝てるのか? 戦闘において一手間違えればそれが死に直結するゼファーからすれば猶更である(*6)。 英雄(ヴァルゼライド)でも女神(チトセ)でもない彼はその終わりなき苦痛に耐えられず、勝利しても救われない自分の在り方を倦み、勝利から逃げ出したのだ。 繰り返すがゼファーは帝国において間違いなく上位の星辰奏者である。 だが同時に怪物を目にして、俺はあんなものにはなれないし関わりたくもないと恐怖する凡人の一人でもあるのだった。 ◆星辰光 狂い哭け、罪深き銀の人狼よ(Silverio Cry) 創生せよ天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星 輝く御身の尊さを、己はついぞ知り得ない。尊き者の破滅を祈る傲岸不遜な畜生王 人肉を喰らえ。我欲に穢れろ。どうしようもなく切に切に、神の零落を願うのだ 絢爛たる輝きなど、一切滅びてしまえばいいと、苦しみ嘆けと顎門が吐くは万の呪詛。喰らい尽くすは億の希望 死に絶えろ、死に絶えろ、すべて残らず塵と化せ。我が身は既に邪悪な狼、牙が乾いて今も疼く 怨みの叫びよ、天に轟け。虚しく闇へ吼えるのだ 超新星(Metal Nova)――狂い哭け、罪深き銀の人狼よ(Silverio Cry) 基準値 発動値 集束性 拡散性 操縦性 付属性 維持性 干渉性 D A C C C C D A ネガティブ全開の詠唱で発動するゼファーの星辰光(アステリズム)は「物体や空気を介する振動を操る能力」である。 発動体(*7)は大型のナイフ。 見ての通り発動値と干渉性以外が軒並み平均かそれ以下という一点特化の尖った性能だが、逆にD以下も基準値と維持性しか存在せず、非常に高い汎用性を持つ。 そして基準値と発動値が大きく離れているということは発動値に達する前と後では動きが全く異なるということであり、敵の意表を突くことが容易となる。 星辰光も振動という万物に影響を与えるものを対象とする能力なので、発想次第で応用の幅は多彩。 例えば ナイフに振動を付属させ切れ味を上げる 音の反響共鳴による索敵・攪乱・消音 振動を送り込むことで身体の内側から破裂させる など非常に多岐。シナリオライターからはこれらの特性の為に戦闘手数特化型と表されている。格ゲーで言うならばコマンドが何十種類も用意されている様なものとのこと。 欠点は発動値こそ高いものの基準値との差が大きいため、使用後の反動も大きいこと。 ゼファーに限らずこのタイプの星は長期戦を不得手とするが、前述の通り逆に言えば爆発力があるため短期決戦を得意とするので一概に欠点とも言えないが(本人は無理なく扱える方がいいに決まってるとか言いそうだけど)。 もう一つは汎用性が高い反面個別の適性はそれなり止まりなのでやりたいことにちょっとだけ足りないところ。 星辰光(アステリズム)はCが普通、B以上が優秀とされており、B以上の能力が複数存在していればその組み合わせを必勝パターン()として運用できる。 だがゼファーの場合高い汎用性が存在する代わりにそういった必勝パターンが存在せず、一々正確に次の手を見極めて行動しなければならないのである。考えて運用しよう!反動ある上に維持性低いから余裕もないけど! そしてこの欠点こそが、ゼファーの自虐癖を加速させている大きな要因。 彼の相棒だったチトセの星辰光は全方面に優れた能力を持っており、欠点どころか優秀ではない部分が存在しない。 チトセからゼファーへの評価は兵士としても異性としても特に後者についてはちょっとヤバイレベルで極めて高かったが、そんな彼女を間近で見続けた結果、ゼファー自身は「自分は万能型(チトセのよう)になれなかった落伍者。特化型などというのは言い訳にすぎない」という考えを持つ様になってしまう。 その上大虐殺の際、同じ特化型でありながら自分を遥かに上回るヴァルゼライドの力を目の当たりにし、自分は雑魚だという結論を出してしまったのだ。 しかし前述の通りゼファーはチトセに一度勝利を収めており、またヴァルゼライドの能力値(ステータス)は再星辰強化措置(*8)によってブーストされたものである。 加えて言えば、ヴァルゼライドの強さは星辰光(アステリズム)の能力値(ステータス)等で語れるものではない。 はっきり言って、チトセはともかくヴァルゼライドについては比較対象にする方が色んな意味で間違っている。そんなヴァルゼライドを大真面目に自分と比較してしまうことは、寧ろ彼の能力の高さを示すものであるかもしれない。 生身の人間としては、彼は今も昔も帝国十指に入る星辰奏者(エスペラント)である。 またヴェンデッタと同調することにより、他者の星光に干渉する星殺しの能力が付与される。加えてヴェンデッタを通して莫大な量の星辰体が流れ込むため、身体能力も圧倒的に強化される。超強いよ!でも反動が上の通常用途の比じゃないくらい酷いのでゼファーとしては絶対に使いたくない代物。ヴェンデッタもヴェンデッタでスパルタなため同調を緩めてくれるなんてまずしないので尚更である。しかし物語の展開上これを使って乗り切らなければいけない場面しか迫ってこない。がんばれ 生首爆弾 「(分かるぜ、同僚が死ぬのは堪えるよなぁ。自分の無力で、見知った顔が粘土みたいに壊れていくのは、辛いよなぁ、苦しいよなぁ。だから、効果は覿面なんだよ。俺も体験しているからさ)」 「そして、おまえに次はない」 ある意味ゼファーさんの代名詞とも言える振動操作による応用技。 首から斬り落とした相手の頭部をその仲間に投げつけ、頭部を振動波で弾けさせて敵の意表を突く技。 突然の異常事態で戸惑う敵に奇襲を仕掛けて一気に仕留めるのがゼファーのパターン。 殺傷力は皆無だが、仲間の頭部が血と共に眼前で花火のように爆散するゴアすぎる状況になるため、仲間との絆が深い敵ほど有効に働く。 主役とは思えないあまりにも外道な所業を、任務のためなら心を鬼にして実行できるのがゼファーである。そりゃ仕事に嫌気を感じて心折れるわ 闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌(Howling Sphere razer) 天墜せよ、我が守護星──鋼の冥星で終滅させろ 毒蛇に愛を奪われて、悲哀の雫が頬を伝う。眩きかつての幸福は闇の底へと消え去った ああ、雄弁なる伝令神よ。彼女の下へどうか我が身を導いてくれ。蒼褪めて血の通わぬ死人の躯であろうとも、想いは何も色あせていないのだ 嘆きの琴と、慟哭の詩を、涙と共に奏でよう。死神さえも魅了して、吟遊詩人は黄泉を降る だから願う、愛しい人よ──どうか過去を振り向いて 光で焼き尽くされぬよう優しく無明へ沈めてほしい。二人の煌く思い出は、決して嘘ではないのだから ならばこそ、呪えよ冥王。目覚めの時は訪れた。怨みの叫びよ、天へ轟け。輝く銀河を喰らうのだ ──これが、我らの逆襲劇 超新星(Metal Nova)──闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌(Howling Sphere razer) 基準値 発動値 集束性 拡散性 操縦性 付属性 維持性 干渉性 C AA B C C B C EX ヴェンデッタルートにてゼファーとヴェンデッタが到達した、新西暦における第一の極晃星。 本編でこれに至ったゼファー1は「星辰滅奏者」と称され、極晃星そのものは多くの場合「滅奏」と称される。 その能力は反粒子の生成。 相手の星辰体(アストラル)の一部を反星辰体(アンチ・アストラル)に置換することで、2倍や3倍の出力では相殺すら覚束ない圧倒的な相性差を実現する。つまりはどんな性質を備えようと星辰体である限り滅奏には勝てない。 発動値AAA・集束性AAAを誇るヴァルゼライドの天霆ですら話にならず、相性差を覆す可能性があるのは極晃に達した星のみ。 なお滅奏は星辰体を無効化するだけの所謂「異能を殺す異能」ではなく、星辰体の影響下にある全てのものに効果を発揮する。 星辰体の影響下から突如引き剥がされるという急激な環境変化に有機も無機も耐えられず、人も草木も鉱物も死に絶える。 星辰奏者の使う星辰体だけを殺すといった生易しい性質はなく、むしろ活動する星たる星辰奏者にこそ効果覿面。近づけば死ぬ。 ◆本編の活躍 ある日、隣国のアンタルヤ商業連合国のトップたる十氏族の一角グランセニック家の御曹司にして己の親友そして負け犬仲間であるルシード・グランセニックから貨物列車の内偵調査を請け負うも、時同じくしてその貨物列車の調査の為に張り込んでいた己の古巣である裁剣天秤の星辰奏者三人と遭遇し、戦闘。 三対一の状態で「見ろよ圧勝できてねぇだろうが」とかほざきつつ発動値に達したら結局瞬殺して勝利した後に積み荷として搬送されていたヴェンデッタを意図せず起動させてしまったことで、帝国で進められていた巨大な陰謀に巻き込まれてしまい、ヴェンデッタを新しい家族に迎えながら彼女を狙うヴァルゼライドと魔星たちの襲撃を受けてしまう、というのが大筋。 その魔星たちや更なる上位存在である迦具土神壱型(カグツチ)とヴァルゼライドからは、これまで眠りについていたヴェンデッタ……死想恋姫(エウリュディケ)-No.β(ベータ)を起動させたことから、一方的に「吟遊詩人(オルフェウス)」と呼ばれることになる。 ヴェンデッタからは嫌な感覚を覚えながらも突き放すことが出来ず、また生来の臆病さから自発的に行動して状況を好転させようとすることも出来ないまま日々を送っていくが、 そんななかでも少しずつ前進し、「勝利とは何か」という己の疑問に少しずつ答えを見出していく。 そしてある時、ヴェンデッタと出会った日と同じようにルシードから呼び出しを受けて彼の邸宅に赴くも、そこには魔星達が待ち構えており……というのが共通ルート。 だがその後の顛末はルートによって大きく異なる。 チトセルートではチトセと共闘し彼女との関係を深めていく。しかし、私見だがこのルートのヒロインはゼファーではないかと思う。敵の罠に囚われたゼファーを助けんがため颯爽と駆けつけ圧倒する無敵のヒーローヒロインチトセ様だもの。 以降は彼女への想いを自覚し元鞘に納まる。だがかつてと大きく違うのは「女神を守る人狼」という誇りを抱き彼女の隣にいるということ。 ヴェンデッタのを巡りチトセと共にヴァルゼライドに挑むも終始圧倒されるが、武器を失いながらも喉笛を噛み千切り勝利する。 ミリィルートではミリィへの愛を胸に、人狼でも吟遊詩人でもないミリィだけを守る只人として生きることを選択。 魔星の襲撃を振り切り、ある一つの決着をつけた後は2人で国外に脱出する。 グランドルートであるヴェンデッタルートでは他のルートと同じく魔星を迎え撃つも、何より忌避すべきヴァルゼライドの参戦という悪夢が発生。 肩から脇腹を深く斬られると同時にガンマ線を叩き込まれるも立ち上がるが、その様な域の執念を発揮した結果ヴェンデッタとの同調があまりにも高まりすぎた結果死ぬ寸前になる。しかし直後に乱入してきたチトセと裁剣天秤によって救出され、その場は凌ぐ。 だがその後もヴェンデッタとの同調率は下がることがなく、ゼファーの肉体は流れ込む莫大な星辰体によって崩壊間際となってしまう。 猶予は最早なく、その為にゼファーは此処にきて自分から行動に出た。事の真相を問いただすべく、そして事態のこれ以上の進行を阻止するべく、ヴェンデッタとともにヴァルゼライド、そしてカグツチの居る政府中央棟(セントラル)へと真正面から突入したのである。 だがそこで自分やヴェンデッタ、そして大虐殺に巻き込まれた人々といった「犠牲には“勝利”で報いる」という全てを前向き(みらいのため)に切り捨てる姿勢を二人が取ったこと、そしてカグツチの放った言葉から彼らが自分の姉(マイナ)に何かをしたことを確信した為に激昂。 二人へと突撃するもヴァルゼライドによる反撃で両腕を斬り飛ばされ、当たり前のように確保され月乙女を手に入れ計画は最終段階へと移行。 星辰体をより強く制御する為の素材であるオリハルコン製の義手を取り付けられて制御(ぶたい)装置と成り果てたゼファーを蚊帳の外に置いたままヴァルゼライドvs魔星たちの連戦が開始。 一方、ゼファーはヴェンデッタと同調した夢の中で彼女の正体を知る。 それは、マイナ・コールレインを素体にした魔星(*9)・「月乙女(アルテミス)-No.β(ベータ)」。 マイナとは別人でありながら、しかし消え去るはずの彼女の人格を残した最大のイレギュラーであった。 そしてそのイレギュラーが生まれた理由。口にだすのも憚られる彼らの罪。 それは——。 + ハンプティ・ダンプティ、塀の上。ハンプティ・ダンプティ、落っこちた。王様の馬と、王様の家来。みんな揃っても戻せないもの、なぁんだ? 答えは——卵 それは、マイナ・コールレインが、己を魔星の被験体とするべく目をつけていたヴァルゼライドの部下によって射殺される直前、弟であるゼファーを強姦して妊娠していたためだった。 浮浪児たちを養うべく、彼らに隠れて汚い仕事をしていたマイナはある日唐突に限界を迎えてしまい、罪悪感に苛まれながらもゼファーにはけ口を求めてしまったのだ。 魔星とは素体を改造して作り上げるもの。 だが、ゼファーとの間に生じた受精卵は素体(マイナ)ではない。紛れ込んだ砂粒がごときエラーが深刻なバグを引き起こした結果、ヴェンデッタの中には本来消える筈のマイナ本来の人格と、魔星(アルテミス)としての人格の二つが混在していた。 そして魔星としての意識は己の目覚めをマイナの人格に託し、ヴァルゼライド達の為に起動する気などないマイナはゼファーが、体内に宿った二重螺旋(いぶつ)の片割れにして唯一の外部起動コードの持ち主が目の前に現れるまで眠りに付いていたのだった。 その事実を知り、ヴェンデッタは、マイナは悪くない、彼女が追い詰められていたことに気づけなかった自分が悪い、暗殺任務の過酷さに軍に入って偉くなったら姉を探すという当初の目的を忘れた自分が悪い、何があっても傍にいる、俺はもう家族だけは裏切らない、全てを懸けて償いたい、お前が好きだヴェンデッタと告げるゼファーへと、ヴェンデッタは言う。とてもとても大切な願いがある、と。 「さあ−−その手で私を殺しなさい、ゼファー」 「そして、もう一度立ち上がるの。大切なものを守るために、ここで朽ちるのはよしなさい」 ゼファーとヴェンデッタの同調は進みすぎている。ヴェンデッタの側からは、ゼファーを精神世界から解放することが出来ない。そして、聖戦が発動してしまえばヴェンデッタの役割は終わる。役割が終わったならば彼女の機能は停止し、精神世界も崩壊してしまう。それだけではない。もし聖戦が発動しヴァルゼライドとカグツチの戦いが始まれば、両者は共に限界くらい何度でも超えてしまう。それが英雄譚(サーガ)の王道で、その余波のために何万という犠牲者(いしずえ)が発生するだろう、と(*10)。現実にまだ存在する大切なものを守りたければ、自分を殺してこの世界を出ろ、と。 だがゼファーは叫ぶ。 「——ふざけんな! 出来るわけがねえだろうがッ」 「今度こそ、家族と一緒に生きて死ぬ。あいつらみたいに諦めないのが、”勝利”なら——そんなものは糞くらえだッ」 愛する者を犠牲にして正しい道を突き進むなど、そんなものは英雄(ヴァルゼライド)や神星(カグツチ)と何ら変わらない理屈だと断じ、そう叫ぶゼファー。 しかし、そんな彼を、ヴェンデッタは、マイナは嘘つきだと断じる。そんなものは、ゼファーの本当の気持ちではないと。そうしてゼファーは二人から拒絶されてしまう。 ……だがしかし、そんな彼らの下へと現れた負け犬(しんゆう)が、命と引き換えにヴァルゼライドを追い詰めて政府中央棟(セントラル)の地下へと到達した親友が、最期の言葉(ひとおし)を投げた。 「ゼファー、もう止めよう――贖うなんて大嘘は。似合ってないぜ? 君、ヘタレなんだしさ。いいから全部丸ごとぶちまけちゃいなよ」 その言葉に目を覚ますゼファー。再び同じ場所に立った姉弟は最後の対話を始める。あの日言えなかったこと、ずっと隠していたこと。互いに想い合いながらもすれ違い傷つけ合った悲しさと無念を告白して――― 「俺……俺、姉ちゃんの……こと――本当はずっと――姉ちゃんのこと、怖かったよ……ッ」 スラムの絶望の中であり得ないはずの光と映った彼女の姿を、自分は何よりも恐怖していたことを、ゼファーは告白した。 謝るべきだったのはマイナが強さの裏に隠していた弱さを見抜けなかったことでも、傍にいられなかったことでもない。本当に償わなければならなかったのは、愛していた姉に本当の気持ちを言えなかった臆病さに他ならない。 死後に本当の意味でゼファーと通じ合ったマイナは、もう心残りはないと今度こそ無明へ旅立って行った。「あなたをずっと愛している」 穏やかに、それだけを告げて……。 そしてゼファーは答えを手に入れる。誰にとっても同じ、普遍的な意味合いで、”勝利”とはいったい何であるか。極論、人が生きていく上で勝つとはいったいどういうものか。その答えとは——。 「勝利とは、”気づくこと(・・・・・)”だ! 自分が今まで生きた過去を、あるがままに受け止めてやることだった……!」 “勝利”とは気づくこと、過去を受け容れることだったのだと。 数え切れない過ちがあった。あの時ああしていればという後悔があった。それらは決して消えないけれど、でも受け容れることはできる。嘆かなければならない理由も、目を逸らさなければならない理由も、逆に見つめなければならない義務さえ同時にない。ゼファーは誰に悲しめと命令されたわけでもないのだから。 無意味に生まれた自分たちは、無価値であっても生きていく。何の祝福を持たないままでも幸せになれる無常こそ、救いであり罰だった。自分の重ねてきた時間が生きてきただけで価値を秘めているものなのだと、思えたその時、人は何処へだって飛び立てる。 だからこそ、光から、泣いたことなどないままに涙を明日に変えると嘯いて、今ここにある全ての現実(せかい)を轢殺する者達から、愛しき罪と過去(せかい)を守るために。 彼は、ヴェンデッタの胸に刃を突き立てた。そして崩壊する精神世界と、ヴェンデッタの肉体。星辰体そのものへの干渉によってゼファーは彼女の身体とその魂を取り込んで——。 「さあ、逆襲(ヴェンデッタ)を始めよう」 「天墜せよ、我が守護星――鋼の冥星(ならく)で終滅させろ」 舞い戻るは死神の咆哮—— ここへ、冥界の闇に相応しい最後の魔星が産声を上げた。 創生——星を滅ぼす者(スフィアレイザー)。 太陽系から放逐された闇の冥王星(ハデス)が、最悪最後の人造惑星(プラネテス)として冥府の底から表れた。 ヴェンデッタを取り込んだゼファ―……冥王は、聖戦を御破算にする怪物は、輝く光を滅殺せんと目覚め逆襲を開始する。 「闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌」——新西暦最初の極晃星(スフィア)にして滅奏の力。 発現せし星殺し、遍く星辰光(いのう)の源たる星辰体の反粒子を作り上げて全ての星辰光を消し去る冥王の闇は殺塵鬼、氷河姫を一蹴し英雄へとその矛先を向ける。 「貴様は、何だ。いったい、何を我々は生み出してしまったというのだ!?」 「それこそ、今さら何を言う。俺たちは、運命の車輪に紛れた小さな小さな砂粒だよ」 「おまえ達に比べれば取るに足らない、過ちを犯しただけの幼く惨めな姉弟だ。つまるところ負け犬だな。さして珍しいものじゃない」 「だが、それがすべてを狂わせた」 「運命を破綻させたのは、結局のところおまえ達自身の過失だろう。――失敗したな……ヴァルゼライド」 「未来を愛する余り、あらゆる過去を切り捨てた……その結末がこれなんだ」 踏みにじってしまったもののためにも、未来という全体幸福を尊び続けてしまったこと……。 間違っていない、何もおかしくはない。自分に比べればとても立派な正論だ。 ——で、だから? 「愚者(おれ)は嫌だ。分かるか? そんな強さは、嫌なんだよ」 「さあ、刮目しろ――これが俺たちの逆襲劇(ヴェンデッタ)。勝者の栄光を踏みにじる、敗者の牙と知るがいいッ!」 「ゼファー、コールレイン……!」 ヴァルゼライド、お前は正しい。 それまで踏み躙ってしまったものたちと同じように、マイナとゼファーの犠牲も無駄にはしないと、より多くの幸福のために走り続けた。 だが彼らの行動によって恩恵を受けるその他大勢ならともかく、犠牲になった者からすれば、それがいくら正しくとも認められるものではない。結局、ゼファーのこともマイナのことも、彼らはただの犠牲者(だれか)の中の一人だとしか思わなかった。 あらゆる困難を物ともせず、只管前だけを見て走り続けてきた英雄の背に、滅ぼしたはずの敗北者が追いついた。 闇が光を飲み込んだ。ヴァルゼライドはここに生涯最初で最後、そして最大の敗北を刻み込まれるのだった。 だが、ヴァルゼライドを取り込み光と光の重ね掛けという反則によりカグツチが復活、ゼファーと同じ「極晃星」へと到達する。 闇が齎す圧倒的な相性差すら覆す気合と根性出力の無限上昇によって互角の勝負を演じるも、彼らは自分自身の存在を星辰体へと変換。自らを特異点の一部になるという勝利を捨てた逆襲により、カグツチを斬首し逆襲譚を遂げた。 光を滅ぼし過去を守ることには成功したが、肉体を捨てたために地上に帰ることはできない。 光と闇が去った世界で、少女(ミリィ)は愛する家族の帰りを待ち続けるのだった…… ◆余談 人気投票の結果は6位。ルシードやアスラの次点にあるあたり、やはり主人公としては好みが分かれるキャラクターだったようだ(*11)。 だが『ラグナロク』発売後に行われたシリーズ全キャラ総選挙ではなんと2位に入賞した。 声はルネ山だが別にゼファーは観測者の触覚でもなければヴァルゼライドの自滅因子でもない。ただしヴァルゼライドとゼファーは似通いながらも正反対という自滅因子とその宿主の様な精神性を持っており、シルヴァリオ ヴェンデッタの劇中でも度々彼らは似た者同士であるという指摘がなされている。 ゼファーもヴァルゼライドも貧民窟(スラム)という極限の環境で少年時代を過ごしたためか端的に言って邪魔者(ひと)を排除する(ころす)のが極めて上手い人間であり、その様な能力を持っていることを含めて己自身を人間としては塵屑だと蔑んでいる。 そしてその様な自虐的な精神状態にあって尚、自分が一度やると決めたなら必ずそれを実行するし、その為に必要ならば我が身を省みずに挑み、凄まじい苦痛でも乗り越える。擁する星辰光も一点特化型で、肉体には強烈な反動が掛かるもの。違いが在るとすれば、ヴァルゼライドは平然と苦痛を乗り越えるがゼファーは悶えながらも結局は乗り越えるというくらいだろう。 そんな彼らに対して周囲の人間は全肯定できないながらも高い評価を下し、当人自身はそんな評価は不釣り合いだと感じてしまう。卑屈であると同時に強固極まる意志とそれを実行に移せる強い力を持った者同士なのだ。 ただしヴァルゼライドは未来と全体幸福をこそ肯定し、ゼファーは過去と個人への愛情をこそ肯定する。 だからこそヴァルゼライドは自分の周囲にあった全てを切り捨てて国家の頂点まで上り詰め、ゼファーはミリィを守るために己の地位を捨て去った。 少なくともゼファーはヴァルゼライドに対して行き過ぎてはいたが間違っていたわけではなく、彼らの行動が誰かの為になっていたのは間違いなく事実だと考えていたが、守りたいと願うものは全くの真逆。そうであるが故に、彼らは不倶戴天の敵同士でもあるのだろう。 追記修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] やっと主人公の項目が来たか。続編で明らかになったが闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌って星辰奏者以外に対してもヤバイんだよね。 -- 名無しさん (2018-03-31 03 18 45) 外道ムーブのプロ -- 名無しさん (2018-03-31 11 02 49) ゼファーさんがこういう性格じゃなきゃ続編は始まる前に終わってたんだよなぁ -- 名無しさん (2018-03-31 14 03 20) 本当の意味で大人気な主人公はホライゾン中尉で、コールレイン少佐は本編に大きく影響を与える外伝作品の裏主人公的な感じがする。 -- 名無しさん (2018-03-31 14 33 54) やるときゃ結構容赦ねえ、砂粒発言は後にグレイが糞眼鏡に吐いたセリフだよな -- 名無しさん (2018-04-01 02 58 26) 違うように見えてヴァルゼライドとは似ているところもあり…まあお互い認めないだろうが -- 名無しさん (2018-04-04 19 18 40) 結構葛藤が多いところが好きな主人公 -- 名無しさん (2018-09-01 18 22 32) ↑7 あの世界の生物含めた全ての物質は星辰体の影響を受けているからね。 -- 名無しさん (2018-09-14 02 55 27) 星辰体が存在する環境に適応進化してるから反粒子で消されるとそれだけでバランスがとれなくなるんだよな 対消滅時に熱量か何かに変換されてたらもっと酷いし…… -- 名無しさん (2019-04-26 18 36 59) ↑ トリニティでレインがそれっぽいの使っていたような? -- 名無しさん (2019-08-25 15 29 44) ↑5 要するに同族嫌悪なんだよな。アシュレイが界奏の力を使ってもゼファーとヴァルゼライドの星辰光を同時使用で相当負荷がかかるのも余談に書いてある様に互いを全肯定はどうしてもできないのを無理に使ったからだし -- 名無しさん (2020-01-24 00 18 53) 結果的に世界を三度も救うとは流石コールレイン少佐!ヒューッ! -- 名無しさん (2020-08-03 21 23 25) 最近の人気投票では二位になって初代主人公の面目躍如。一位はどうあがいでもあの方なんでそこは仕方なし -- 名無しさん (2020-09-18 21 59 38) 一回目は主人公にあるまじき行動やブーメラン的なとこもあったからか振るわなかったが、二作目以降の能力的に見たら狂い哭きそうなキャラ達や影響力、結果的に否定した極楽浄土理論の恩恵受けとる・・・みたいなツッコみや駄目なとこ含めてゼファーさんって愛されてる感じ -- 名無しさん (2021-04-14 23 00 51) トリニティとラグナロクでゼファーさんの偉業やらなんやらを改めてプレイヤーが認識した結果感ある -- 名無しさん (2022-02-20 13 12 02) 名前 コメント
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コール共鳴士スキル・魔導書 《回復マスタリー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《ウェポンマスタリー》 最大レベル:10 自身の行う回復効果のあるスキルを使用した場合のHP回復量に+(ウェポンマスタリーのSL+SL)×3する。 《癒しの風》 タイミング:メジャー 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:1 前提:《回復マスタリー1》 最大レベル:10 対象のHPをCL+(SL+2)d6回復する。 《癒しの雨》 タイミング:メジャー 判定:- 対象:範囲(選択) 射程:シーン コスト:3 前提:《回復マスタリー3》《癒しの風3》 最大レベル:10 対象のHPをCL+(SL+3)d6回復する。 《癒しの光》 タイミング:メジャー 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:2 前提:《回復マスタリー3》 最大レベル:10 対象のHPをCL+SL×2d6回復する。 《癒しの救い》 タイミング:イニシアチブ 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:5 前提:《回復マスタリー8》《癒しの光5》 最大レベル:5 シーンSL回使用可能。 対象のHPを『最大HP』点回復する。 《キュア》 タイミング:メジャー 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:5 前提:《回復マスタリー1》 最大レベル:5 対象が受けているバッドステータスをSL+2個回復する 《リザレクション》 タイミング:メジャー 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:8 前提:《回復マスタリー5》《キュア》 最大レベル:5 対象の戦闘不能を回復し、HPをSLd6点まで回復する。 《リヴァイブ》 タイミング:オート 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:10 前提:《回復マスタリー10》《リザレクション1》 最大レベル:1 シナリオ1回使用可能。 対象が戦闘不能になった直後に使用する。 その戦闘不能を打ち消し、HPを1とする。 《魔術マスタリー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《ウェポンマスタリー》 最大レベル:10 自身の行う魔術判定に+SL。 魔法攻撃のダメージ+《ウェポンマスタリー》のSLd6。 《属性マスタリー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《魔術マスタリー》 最大レベル:5 取得時に『地』『水』『火』『風』の属性のうち1つを指定する。 取得した属性の攻撃を行う際のダメージに+SLd6する。 《エレメント・マジック》 タイミング:メジャー 判定:魔術 対象:単体 射程:シーン コスト:2 前提:《属性マスタリー1》 最大レベル:5 取得時『地』『水』『火』『風』の属性のうち一つを指定する。 単体に(2+SL)d6ダメージを与える魔術による攻撃を行う。ダメージは指定した属性のダメージとなる。 《スプレッド・マジック》 タイミング:マイナー 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:2 前提:《魔術マスタリー3》 最大レベル:1 そのメインプロセスで行う魔術攻撃の対象を『範囲:選択』に変更する。 《オペレイト・マジック》 タイミング:マイナー 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:1 前提:《魔術マスタリー5》 最大レベル:5 そのメインプロセスで行う魔術スキルの属性を任意の属性に変更し、さらにダメージ+SL×2する。 《ピアシング・マジック》 タイミング:マイナー 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:4 前提:《魔術マスタリー7》 最大レベル:5 そのメインプロセスで行う魔術スキルによる攻撃のダメージ+SLd6し、さらに1点でもダメージを与えた場合対象の防御値をターン終了まで0に変更するバッドステータスを与える。 《ダブルキャスト》 タイミング:マイナー 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:5 前提:《魔術マスタリー10》 最大レベル:5 シーンSL回使用可能。 そのメインプロセスの間、自身は魔術攻撃を行うスキルを2回使用できる。 《ウェポン・マジック》 タイミング:メジャー 判定:魔術 対象:単体 射程:シーン コスト:1 前提:《属性マスタリー3》 最大レベル:1 取得時に『地』『水』『火』『風』の属性のうち1つを指定する。 シーン中対象が行う武器攻撃の属性を選択した属性に変更し、ダメージ+自身の属性マスタリーのSLd6する。 追加スキル 《プロテクション》 タイミング:ダメージ直後 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:1 前提:《回復マスタリー3》 最大レベル:5 ダメージ軽減を行う。 対象が受けるダメージを-(SL+2)d6する。 《レスキューヒール》 タイミング:イニシアチブ 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:6 前提:《キュア1》《回復マスタリー5》 最大レベル:5 対象のHPをSL×2d6+CL点回復する。 このスキルは1シーン1回使用可能。 《トワイライト》 タイミング:セットアップ 判定:- 対象:単体 射程:シーン コスト:3 前提:《回復マスタリー7》 最大レベル:10 対象の最大HPをシーン中+SL×5する。 上昇した値は即座に回復する。 《フレイムマスター》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《属性マスタリー5》 最大レベル:5 火属性のダメージに+SL×2する。 HPがSL×5以下の時、与えるダメージにさらに+SL×4する。 《ウィンドダンサー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《属性マスタリー5》 最大レベル:5 風属性のダメージに+SL×2。 風属性ダメージを与える魔術魔術判定に+SL。 《アースグレイブ》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《属性マスタリー5》 最大レベル:5 地属性のダメージに+SL×2。 防御力を+SL×5する。 《アクアシンガー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《属性マスタリー5》 最大レベル:5 水属性のダメージに+SL×2する。 さらにあなたが行う回復魔法の効果に+SL×3する。 《サラマンダー》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:なし 前提:《フレイムマスター5》 最大レベル:5 火属性のダメージに+魔術判定に失敗したダイス数。さらに火属性でダメージを1点でも与えた場合、シーン中対象の回避を-SLする。 《シルフ》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《ウィンドダンサー5》 最大レベル5 風属性魔法のダメージに+『魔術判定に成功したダイス数』 さらに風属性でダメージを1点でもダメージを与えた場合、シーン中対象の防御力を-SL×2する。 《ノーム》 タイミング;パッシヴ 判定;なし 対象;自身 射程;なし コスト;なし 前提:《アースグレイブ5》 最大レベル:5 地属性のダメージに+SL×3。 さらに地属性でダメージを1点でも与えた場合、対象を移動させることが出来る。 《ウンディーネ》 タイミング:パッシヴ 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:- 前提:《アクアシンガー5》 最大レベル:5 水属性のダメージに+SL×3 さらに水属性でダメージを1点でも与えた場合、対象の攻撃力-SL×2。 《アイスフレイムシュート》 タイミング:メジャー 判定:魔術 対象:範囲(選択) 射程:シーン コスト:7 前提:《フレイムマスター5》《アクアシンガー5》 最大レベル:5 対象に【火】【水】属性の魔術による攻撃を行う。 そのダメージに+SL×3d 《グラウンド・ゼロ》 タイミング:メジャー 判定:魔術 対象;シーン(選択) 射程:シーン コスト:8 前提:《アースグレイブ5》《ウィンドダンサー5》 最大レベル:10 対象に【風】【地】属性の魔術による攻撃を行う。 そのダメージに+SL×2d。
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マルティン・コールホーフェンをお気に入りに追加 マルティン・コールホーフェンのリンク #blogsearch2 マルティン・コールホーフェンとは マルティン・コールホーフェンの58%は心の壁で出来ています。マルティン・コールホーフェンの37%は気合で出来ています。マルティン・コールホーフェンの3%は努力で出来ています。マルティン・コールホーフェンの1%は波動で出来ています。マルティン・コールホーフェンの1%は媚びで出来ています。 マルティン・コールホーフェン@ウィキペディア マルティン・コールホーフェン マルティン・コールホーフェンの報道 gnewプラグインエラー「マルティン・コールホーフェン」は見つからないか、接続エラーです。 マルティン・コールホーフェンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL マルティン・コールホーフェンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ マルティン・コールホーフェン このページについて このページはマルティン・コールホーフェンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるマルティン・コールホーフェンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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・・・ -The satan military corps in the vicinity of the Ielmo base heard the scream of the mystery. "Previously, weir ・・・・ ..coming of another force of the satan army.." Gale said. ???Inside of Ielmo base? 「Reinforcement. ?We wish to express our gratitude. 」 Delgon said. 「Angel army. 」 Cu suddenly raised the voice and it shouted it so because of the full voice. 「Change Delfaitar. 」 The switch of the bracelet was pushed ..word.. simultaneously. Cuiin Angel..army..surprise..face..do..command..system..enemy..leader.. mystery..fighter..say..interesting..other party..do..my..name..hex.. hex..introduce oneself..angel..army..iris..wing..appearance..hex..fly. 「・・・ iris ・・・ Wing?!?」 Fired "It is ..slowly.. ・・・・" It is said along, and Cu has started cutting and applying it to the enemy for a so good gun the evasion of the bullet one after another and the pass of" hex that has been approached of the sword, and. When "!" Cu also pulled out arms from the waist, particles of light were discharged from the handle at the same time and it became a blade. Arms of Cu tore up the sword of the hex. However, the gun of the hex was pointed at the abdomen of Cu ・・・.
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Madden NFL 06 項目数:11 総ポイント:1000 難易度:★☆☆☆☆ 5〜10時間以内でコンプ可能。 北米版はリージョンロック。 韓国版なら日本版本体で起動可能。 Rush for 200 Yards Successfully rush for 200 yards or more. 100 Complete 30 Years of Franchise Successfully complete 30 years of Franchise mode. 400 Pass for 350 Yards Successfully pass for over 350 yards or more. 100 Win the Super Bowl Win the Super Bowl with your Franchise team. 100 Win a Franchise Game Win a user-controlled Franchise game. 100 Four Sacks in One Game Amass four sacks in one game. 100 Complete an Offline Game Successfully complete an offline game. 30 Get a First Down Gain a first down in any offline game mode. 20 Score a Touchdown Score a Touchdown in any Offline game mode. 30 Activate RS Card Activate any of the RS cards. 10 Enter History Book Enter any of the history book screens in Franchise mode. 10 試合で達成する系の実績は試合終了後に解除される。 事前にMyMadden Setting GameplayでSkill LevelをRookie Game AIでCPUのスライダーを0、Userのスライダーを100にしておくと楽。 Pass for 350 Yards 上記の設定で2~3分の試合でロングパス中心の攻めをすれば楽にとれる。 試合中のTeamStatsでPassing Yardsを確認することができる。 Rush for 200 Yard 上記の設定で2~3分の試合でラッシュ中心の攻めをすれば楽にとれる。 試合中のTeamStatsでRushing Yardsを確認することができる。 Four Sacks in One Game GameRulesのスライダーを0にしてQBに張り付けば楽にとれる。 PassまたはRushの実績取るついででも可能。 Win the Super Bowl Playoffに進出した時点でセーブして成功するまで繰り返す。 Patriots推奨。 Complete 30 Years of Franchise フランチャイズモードを30年プレイ。 全てシミュレーションして4時間ほど。 途中で解雇されてチームが変わっても可。
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コール・ポー@芥辺境藩国様からのご依頼品 じゃーん。1周年です。 ~バースデープレゼントは特別なスイーツ~ /*/ 海に面した砂漠とオアシスの国、芥辺境藩国。 この藩国の技族である涼はその日、見覚えのある瀟洒な雰囲気の喫茶店の前に立っていた。 前回ここに来たときより暫く、心配事だった謝罪も受け入れて貰え、紆余曲折を経て大人の体も手に入れた。最早恐れるもの無し、当方突撃準備はよろし!なのであった。 が、そこは涼という人物の人となりである。外見が変わっても内面はそうも行かないものらしい。 ドアの前でたっぷり3分、深呼吸と逡巡を繰り返す。尻尾の先に結んだ黄色いジャンパーの切れ端がふりふりと逡巡に合わせて揺れた。 最後にドアのガラスで髪をちょっと直してスカートの裾を引っ張って整えると涼は意を決してドアを押し開いた。 もとい、そーっとドアの影から中をうかがうようにして入店した。 ちりん、とドアベルが小さな音を立て、カウンターでグラスを磨いていたマスターがいらっしゃいというように黙って小さく頷き視線で奥の席を指した。 マスターにぺこりと会釈して示された方を見ると、彼女の思い人がこちらに背を向けて座っているのが見えた。 テーブルに出されたコーヒーを前に何か文庫本を手にして目を通している様子だ。 涼は読書の邪魔にならないように静かに店内を移動するとテーブルに着く彼の斜向かいに立って挨拶をした。 ぺこりと頭を下げると尻尾がぴょこんと立って結びつけられた黄色い切れ端が揺れた。 「こ、こんにちは!ヤガミさん!」 「でかいのだ。どうした?」 「でかいの? …身体のこと?」 文庫本を傍らの椅子において視線を上げたヤガミは開口一番そう言った。 でかいの?と首を傾げた涼が次いで身体のことか~、と思い至るとヤガミは頷いて向かいの席を勧めた。 「体だ。どうした?」 「えーっと…おっきくなってみました。 て、あれ?前にお会いしたときも、もうおっきかったですよ?」 「覚えてる。それが?」 「わ、忘れてしまわれたのかと思って。 こ、今回も、今後も、おっきいので、どうぞ、よ、よろしくです」 涼はあれー、と心の中で首を傾げてから再びぴょこんとお辞儀した。 ヤガミのどうした、には今日は、という部分が抜けている。緊張でそこまで思い至らない涼は久しぶりに会うのでヤガミが身体のことを忘れてしまったのかと律儀に説明&挨拶をした。 ヤガミにはそういうちょっとずれた涼の言動が可笑しくもあり可愛くてしょうがない。だから半分くらいはわざと解りにくい言い回しを使ったりもするのだ。 知らず口元をわずかに緩ませたヤガミは手の平で再び向かいの席を示した。 「座ってもいい」 「はいー。失礼いたします」 ヤガミの微笑にようやく緊張の解けた涼はにっこりして椅子にかけた。常には難しい顔をしている事が多いヤガミの笑顔はそれだけで嬉しくてふわふわした気分になれるよいものだ。 涼はそう思っていた。 「?」 席に着いたものの、そわそわしてあちこちきょろきょろしている涼を前にヤガミはコーヒーカップを手に怪訝そうな表情になった。 「や、ヤガミさんヤガミさん。け、ケーキはお好きですか?」 「子供向けか? いいぞ」 やがて涼はヤガミに向き直ると大事な決断であるかのように切り出した。大人な雰囲気の漂う店だけに、ケーキがおいてあるかが気になっていたらしい。 ヤガミは得心したように微笑んで傍らにあったメニューを涼に向けて開いて見せた。プリンアラモードやチョコパフェなどが並んでいるページだ。 こうして大人の涼を前にしていてもやはり子供扱いする癖は中々抜けないらしかった。 「子供向けもかわいいですけど。 普通の、ショートケーキをヤガミさんと一緒に食べたいのです…」 「……」 子供向け~?と笑う涼のリクエストを聞いてヤガミは片手を上げた。何処に控えていたのか長身のウェイターが現れてオーダーを取り一礼して去っていく。 「取り上げたりはしないぞ」 「ひ、ひとつ食べたら満足です。 と、というか!ケーキがただ食べたいんじゃないのですようー」 「企みを、話すのも協力を求める手法だぞ」 「た、たくらみじゃなくて…えと。ジャーン!て感じで言いたかったのです」 たくらみ、というか涼は記念日を祝いたいだけなのだが、どうもヤガミにはその感覚が理解し難いらしい。 少しうつむく涼。尻尾が黄色い切れ端と一緒にへにゃり、となってしまう。 そうしている内に先程のウェイターがケーキをトレーに載せて戻ってきた。赤く色づいたイチゴを載せたショートケーキが二つ。二人の前に並べられた。 「じゃーん。どうぞ」 じゃーん、と言いながら片方の皿を涼の方へ押し出すヤガミ。 「あ、ありがとうなのです。 て、じゃーんの使い方が、ち、ちがうですー!」 やはり用法を間違っているらしい。思わず笑い声を上げた涼を見てヤガミは優しげに微笑んだ。 「え、えとですねえとですね!実は、実はですね! ヤガミさんとはじめて会ってから、今日で1年なのです。ぴったり!」 「……それとケーキに何の関係が?」 じゃーん。高らかに宣言する涼。 涼にとっては大切な記念日なのだが、ヤガミには今一つピンと来ないようだった。至極真面目に今日の日付と目の前のケーキを比較検討している。 「あ、あとは。自分の誕生日がもうすぐ、なのも、おまけで…」 あれ~、と涼が尻すぼみに小さく付け加えるとそれなら、とヤガミは微笑んだ。 今まで涼が目にした中でも一番に優しく。 「そうか。じゃあ、祝わないとな」 格段にグレードアップしたヤガミの微笑に頬を染めて言葉につまる涼。 これはずるい。ずるすぎる。記念日を二人で祝うのが良いのに、これでは涼ばかりが嬉しさの限界突破である。 「あ、あ、ありがとうですー!」 「ハッピバースデー。 俺ぐらいは喜んでやる」 「は、はい!はい! おめでとう、ありがとうですー!!」 ヤガミはひそかにひどいことを言っているのだが涼はぱっと顔を輝かせて喜色満面。尻尾と黄色い切れ端も元気にぱたぱたとしていた。 そんな涼をヤガミは微笑みを浮かべて眺めていた。 「ヤガミさんに喜んでもらえたら一番嬉しいです! す、すきなひとが喜ぶのはいいですー!」 「そりゃよかった」 「あ。おめでとうをしたので、ケーキ食べましょう、です!」 「いいとも。 いくつ食べてもいいんだぞ?」 「はい、いただきますー! ひ、ひとつでじゅうぶんです。……そ、それとも。ふ、太ったほうがいいですか」 「気にするな。そういうのは」 ヤガミはコーヒーカップを手にして笑っている。涼もつられて笑ったが、内心はちょっと複雑だった。 それに気付いたのか、ヤガミは怪訝そうな表情になってコーヒーカップをおいた。 「?」 「き、気にしますー。 ヤガミさんが、その、そういう人が好きかもしれないじゃないですか!」 「俺が好きなやつは、俺を好きな女だな」 ヤガミの答えは簡潔だった。 あれ、でも前にはサーラとお見合いしようとしていたような。別のヤガミだがナイスバディ好みという噂も聞かれる。 「……や、ヤガミさんのことを好きな女性ですか? …え、えと。わ、わたくし!ヤガミさん、す、き!です…。 どうやって伝えたらいいのか、よくわからなくて…。毎回単調で、アレですが…ですが……」 「ま、今日だけは素直にうけといてやろうか」 ヤガミは面白そうな笑みを浮かべて言った。涼の必死の告白、今日は成功。 なのだが。 「ふ、ふお。な、なんで今日だけですか?」 「誕生日にはいいことがあってもいい」 「う。 誕生日以外に言ったら、だめですか?」 「どうしようかな」 誕生日限定らしい。 ヤガミはそう言っていつもの意地の悪そうな微笑みを浮かべて試すように涼を見ている。 「な、悩まずどうぞです! 素直に!ずっと素直でいてくださいいい…」 テーブルに身を乗り出し顔を真っ赤にして涼が力説するとヤガミの微笑みが愁いを帯びたものに変わった。 「大人はなかなか大変なんだ」 「大変?どんな風に、ですか?」 「恋をするのに、勇気がいる」 「……はい。 ほかには?」 「……うまいケーキじゃないか」 言外にお前は子供だ、と言われている気がして涼は勢いを失った。最後の問いに答えず、ケーキを口に運んでヤガミははぐらかすようにそれだけ言った。 言わなくてはいけないこと、言いたいこと。様々な言葉がぐるぐると涼の頭を駈け巡る。 「………。 勇気は、わたしからあげられない?」 ヤガミはケーキを食べていた手を止めて涼をじっと見た。 お前が? そう言いたそうな視線。砂時計の砂粒が落ちていくのを見ているようなわずかな間。視線を絡めたまま時間が過ぎていく。 湯気が出そうな頭で涼が取った選択。 思い切りテーブルの上に身を乗り出すとヤガミの唇に付いたクリームを自分の唇で拭い去った。 それは掠めるような危ういキス。 ヤガミは初めびっくりして目を見開き、それから眼鏡の奥から涼を睨み付けて、効果無しと悟ると最後に諦めたように目を閉じた。 間近で見る涼の顔が余りに必死で可笑しかったから。 それが愛おしく感じられてしまったからだった。 (ま、今日だけは素直に受けといてやる。 ハッピーバースデー) ヤガミは心の奥で小さく囁くと唇を重ねたまま涼の髪を撫でた。 会話の途絶えたことを察したマスターがカウンターから出てドアに下げられた札をひっくり返す。 『OPEN』から『RESERVED』へ。 再びカウンターへ戻ったマスターは二人に背を向ける格好で黙々とグラスを磨くのだった。 /*/ 拙文:ナニワアームズ商藩国文族 久遠寺 那由他 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 終始お涼さんがかわいらしくてによによしながら書かせていただきました。良い誕生日でよろしゅうこざいましたね~ヾ(o・ω・)ノ -- 久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 (2008-09-28 01 15 38) SS制作ありがとうございました!久遠寺さんの作品はすごく柔らかな文章で、拝見するたび心がホンワカといたしますv 「どうした?」の辺り、久遠寺さんの作品拝見するまで、素で気付きませんでした…(恥 また機会がございましたら宜しくお願い致します>< -- コール・ポー@芥辺境藩国 (2008-09-29 14 55 47) 名前 コメント ご発注元:コール・ポー@芥辺境藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=1175 type=1102 space=15 no= 製作:久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=1491;id=UP_ita 引渡し日:2008/ counter: - yesterday: -